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1997年10月18日（土）に日本公衆衛生学会のポスターでの発表が午前中あり，比較的好評に終わりました（自分ではそう思えた）。
昼に妻とパシフィコ横浜の前で待ち合わせをして，昼食をとることになりました。食事関係の紹介本に，「霧笛楼」，「ドルフィン」とこのホテルのレストランが載っており，学会の会場に近いことから一緒に食事をすることにしました。
ところで，霧笛楼（字が確かか若干不安）は非常に満足のいく店でした。ドルフィンについては，ユーミンは多くの人に恨まれているのではと心配です。
さて１時半の予約だったので，やや時間があり，あまりすきっ腹ではまずいだろうということになり，ジェラードを食べました。ランドマークタワーの３階にある店で，妻はイタリアンバニラ，私はラムレーズンをシングルカップで注文しました。各300円で値段は普通。イタリアンバニラはあまり甘くなく食べやすく，ラムレーズンはちょっと甘すぎましたが，疲れていたのでおいしく食べられました。どちらも若干リキュール類が入っており，アルコールが苦手な人はふらふらになる可能性が高いものです。
時間になったので，ランドマークタワーの横浜ロイヤルパークホテルの68階にあるフランス料理点 Le Ciel に行きました。ここは，まだ２回目の食事です。
ランチ（Bon Appettit，3,500円）と赤ワイン（Mercurey，ハーフ4,500円）を注文しました。ランチは，メニューを選択する必要があり，我々は「若鳥の冷製バジリコ風味」，「牛タンのシチュー」，「チーズの盛り合わせ」，「コーヒー」を頼みました。
「若鳥」は薄切りのポテトの山の上に鳥肉の薄切りをのせ，そこにバジリコ風味のソースをたっぷりかけたものでした。付け合わせにピクルスの細切りが添えてあり，あっさりとかつボリュームたっぷりのものでした。
「牛タン」は結構大きな牛タンが２枚，パスタの上にのり，周りをニンジンと大根の角切りの味付けしたものが取り巻き，さらに小さい玉ねぎを添え，ソースが牛タンにタップリかかり，その上にパリパリのポテトチップらしきものがかかったボリュームたっぷりのものでした。これが，この店の自慢料理だそうです。味はよいのですが，さすがに私には量が多くやや閉口しました。妻は牛タンが大好きなのでぺろっと平らげてしまったのはやや驚きです。
「チーズ」はブルーチーズは分かりましたが，あとは名前が分からない「ブルーチーズ風の白いかなり臭いチーズ」，「カマンベール風のヤギのチーズ」か？，「やや周りが固い臭いの強いチーズ」の４種類，とパン２枚（クルミ入り）でした。
ついてきたパンはチーズには柔らかすぎる感じがしました。こんなこともあろうかと，あらかじめチーズのために，フランスパンとライ麦パンを残しておいたので，おいしく頂くことができました。
周りのお客でチーズの盛り合わせを頼んでいるのは皆無でした。何だかんだ言っても，チーズを黙々と食べる日本人はまだ少ないのかもしれません。
前回でてきたチーズより何故か質が悪かったのは残念でしたが，まあ腹一杯の満足感はありました。
ワインはさっぱり味で飲みやすく，牛タンにはちょうどよいものでした。しかし，この店の中でほぼ最低の値段のもので，ワインリストに載っている他のワインはディナー用の高級なものばかりにはちょっと驚かされました。
総合的にみると，内容と値段の兼ね合いからは，十分満足のいく食事といえました。(10/31/97)
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