最近の趣味


戻る
ﾄｯﾌﾟﾍﾟｰｼﾞ
神戸市看護大学

最終更新日： 6 April 2023
無断転載の禁止 (C)高木廣文

■ 箱根で温泉とランチ

11月３日（月）は３連休の最後の日，久しぶりに箱根に行くことになりました。混むといけないので早く出発しようという妻の意見により，午前７時半頃に家を出ました。
予想に反して，全く混むこともなく，８時15分には大観山の先の展望台についてしまい，ちょっと休憩をとることにしました。何とそこには石焼き芋屋（軽トラック）があり，妻は早速買いに行きました。しかし，おばさんに始めたばかりなのであと40分はかかると言われ，残念ながらあきらめるしかありませんでした。

そもそも今日は，まず温泉に入ることが目的の第一番です。目指すは仙石原の湯遊の里南甫園です。といっても別によく行くということではなく，比較的安く温泉に入れると本に出ていたので選んだだけのことなのですが。
途中の仙石原を抜ける道の両側は一面のススキで，すでにハイキングの人々でにぎわっていました。

南甫園には９時半頃には着いてしまい，１０時まで待つことになりました。駐車場の車の中で持っていったコーヒーを飲み，サンジェルマンのアンパンを２個食べ，長湯で倒れないための用意は万全です（？）。

待っている人が他にもいたせいか，やや早めに入ることができ，フロントで３人分3,000円を支払いました。靴を靴箱にいれ，私は男湯に妻と娘は女湯へと入りました。

風呂は屋内に洗い場とやや大きめの浴槽があり，外にやや小さいが露天風呂がありました。露天風呂はイオウ泉で白濁しており，いかにも温泉らしくてよいものでした。
残念なのは温泉マニアらしき若者が熱いらしく，水で極端にぬるくなるまで薄めてしまい，その上ずっと能書きをたれていたことでした。
温泉自体はまあまあ満足できるもので，１時間ほどでさすがに体力がつき，出て行きました。まだ妻は風呂に入っているようなので，百円のマッサージ機にかかりました。どこにいたのか娘がひょっこり現れ，同じように向かいの椅子に腰掛けてマッサージをしています。まだ中学生なのに，昔からマッサージ機が好きな娘は，もう２回目とのことです。そうこうしていると妻がやっと現れました。

予定よりも時間が早いので，予約してあったレストランに時間の変更を伝えてから，いざ昼食に向かいました。
目指すは湖尻のレストランFANDANGO（ファンダンゴ）です。妻が何故か気に入っており，最近は箱根にいくとここで食事をすることが増えています。
３人とも「湖」コース（5,000円）を注文し，妻と私はグラスワイン（赤，850円，何というのかは忘れた）を頼みました。

料理は，まずゴーダチーズのサラダ（チーズ，ワカメ，タコ，クラゲ，ブロッコリ，赤かぶ，竹の子風の野菜，レタスなどが入ったもの）がでてきました。私はタコと赤カブが比較的好きですし，ブロッコリに味がよくしみていておいしく頂けました。

きのこの盛り合わせ（まいたけ，マッシュルーム，えのきなど）とアサリとブロッコリのバター炒めの付け合わせ付きバジリコ風味のパスタ，が次にでてきました。パスタは絶品でしたが，アサリは若干臭く，味は良いのですがその点は残念でした。キノコはおいしく頂けました。

グリーンアスパラ入りコンソメスープは結構好みの味で，パンをちぎって入れて食べると極めておいしいものでした。娘がなぜか食べられないので，２人前を飲むことになってしまいました。

次に，グリーンのソース（名前を忘れた）付き焼きムール貝は思いの外おいしく，ムール貝なんてと思っていたのを訂正します。

メインは，私と妻にはローストビーフ，娘にはマトウ鯛（？）の香草（ローズマリー？）炒めでした。魚は３片あったので，３人で１つずつ食べ，妻と娘はローストビーフを分けて食べました。魚は，香草のため香りが強烈でしたが，しゃきっとして濃厚な味がし，なかなかいける味でした。ローストビーフは可もなく不可もなくでしたが，おいしい部類だと思います。

最後に，バニラアイスにココナッツがかかったものとエスプレッソがでてきました。説明によると，アイスクリームにエスプレッソをかけ，コーヒーフロート風にして食べるのです，コーヒーの苦みがアイスにマッチしてなかなか美味でありました。
また，パンはやや甘目のソフトフランスパン風のもので，暖かいうちに食するとこれもまた美味といえるものでした。

なお，他の客は魚介類のパスタのようなものを食べておりました。しかし，おばさん（おばあさん？）軍団は別で，ワインをがんがん飲んで，かつ食べていました。

総じて，味はなかなかよく，量もたっぷりあり，満足のいくものでした。

翌日の新聞によると，箱根では大名行列があり10万人の人出であったそうですが，ほとんどその影響を受けなかったのは幸いでした。

帰りはやはり大磯から平塚にかけて渋滞で１時間ほど時間が余計にかかりましたが，まあ楽しい休日でした。しかし，妻は次の計画をすでに立てているようで，なにやら怪しい帰り道でありました。(11/04/97)


戻る
ﾄｯﾌﾟﾍﾟｰｼﾞ
神戸市看護大学

最終更新日： 6 April 2023
無断転載の禁止 (C)高木廣文