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神戸市看護大学

最終更新日:6 April 2023
無断転載の禁止 (C)高木廣文


■マレーシアのChinese Fondueとは何か?(04/25/01)

今年もまた昨年同様,マレーシアのクアラルンプールで会議があったので行って来ました。本当は,タイのバンコクで行う予定だったようですが,都合がつかず,続けてクアラルンプールで会議ということになったようです。

会議の看板をバックに記念撮影

これは会議が終了して,やれやれという感じのただよう記念撮影です。 看板には「同一世帯での栄養問題の2重の形態」というような若干意味不明のことが書かれています。(子供の栄養失調/肥満と親の肥満/栄養失調のような状態が同一世帯で認められる場合,何が原因なのか?)
当たり前だけれど,本職に関係する仕事は結構まじめです。

この会議には,マレーシア,フィリッピン,タイ,インドネシア,韓国,日本の6ヶ国が参加していました。前日の夕食会はコゥル先生(写真前列左から3人目)が中華料理店にご招待して下さったのですが,食後はそのまま大カラオケ大会になりました。
なんと,カラオケとして英語の歌があるのは分かるのですが,日本語,韓国語,フィリッピン語(タガログ語),インドネシア語,タイ語,マレー語(これは当たり前か)と参加者全員のための歌がありました。ということで,女性達は酒も飲まずに歌っておりました。
とにかく参加者全員が少なくとも一曲は歌ったのだから,カラオケの普及は大したものだとあらためて感心しました。
私は,ニコルの歌でも歌いたかったのですが,残念ながらタイ語の歌はやや古いのしかなく,諦めて日本語の歌で我慢しました。
カラオケ大会の翌日は,何となく雰囲気が和やかになりますから,カラオケ嫌いの方もものは試しでやってみるとよいと思います。

メガ・モール

会議はCititel(Mid Valley)という昨年建てられたホテルで行われたのですが,ここの隣はMega Mall(メガ・モール)というアジア最大のショッピングセンターがあります(400店舗,38レーンのボーリング場,18スクリーンのシネコンプレックスなどがあるとのこと)。
買い物には便利そうですが,やや大きすぎて,疲れる割にはなかなか目当てのものが探せないという問題点があります。

会議のあとは,ちょっと時間があったのでクアラルンプールの中心街の方に出かけました。

セントラル・マーケット

メガ・モールが新しいショッピングセンターだとすると,こちらのセントラル・マーケットはマレーシアの伝統的なものを多く扱っているショッピングセンターといえるでしょう。
最近はどこに行ってもあまりおみやげを買わないので,何となく暇つぶしに眺めていますが,錫細工など結構よいものもあるようです。

食事にはまだ早いので,近くをふらふらと散歩がてらクアラルンプールの発祥の地(?)を見物に行きました。

クアラルンプールの発祥の地?

クアラルンプールの語源は,濁った河口,濁った合流点,ということだそうです。左側がSungai Gombak,右側がSungai Kelangで,一つになってもSungai Kelangというようです(地図に書いてるので,多分正しいと思うのだが)。
写真ではやや分かりにくいかもしれませんが,濁った水の色が左と右では異なっています。

さて,夕食は本日は中華街にてChinese Fondueでも食べようかということで,中華街にやってきました。

中華街の風景

中華街は,まだ夕刻だというのに人で大賑わいです。人が出るところには必ず屋台や偽物を売る店などが沢山出ています。日本人だと見ると「社長,ローレックス,バッタモン,安いよ」などと声を掛けてくるのだが,バッタモンは空港で見つかると没収だよ。わかってるのかね?
もっともどこのどいつが「バッタモン」などという日本でも最近では使わない言葉を教えているのか,全く不思議です。

我々は,ずっと歩いて通りの端にある昨年と同じ店に入りました。というか席を確保しました。

お店に到着

まだ明るいので,何となく食事の雰囲気ではないですが,結構周りでは食事をしたり飲んだりしています。とにかく,イスラムの国なので,中華系の店でないと安心してビールを頼めないので,飲み助には時間はあまり重要ではないのです。

チャイニーズ・フォンデュ

これが問題のチャイニーズ・フォンデュです。要するに,魚でも肉でも竹串に刺して,テーブルの真ん中にある沸騰したお湯の中に入れて,自分の好みで煮て食べるというものです。

お湯につけたものをそのまま食べたのでは味がないので,写真の左上の方にある3つの皿の中のソース(辛し,味,うまみ?)を調合して,それに付けて食べます。
値段は1串大体1.5リンギット前後ですが,エビなどはずっと高いようです。このところ野菜不足だったのか,空心菜(茎が全く空になっている野菜)をどんどん入れて食べていました(これは1皿3リンギット,約90円)。個人的には,空心菜はタイ風に激辛炒め(パック・ブン・ファイ・デーン)にしたものが大好きです。
とにかく,鶏肉でも,イカでも,怪しげなものでもお湯につけて,ちょっと辛目のソースを付けて食べれば,ビール(この店ではカールスバーグのみ)もどんどん飲めて,しばし花粉症も忘れられるというものです。

さて,その後はやはり何と言ってもブッキトビンタンでしょう。
今年も去年の繰り返しになった夜でした。



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