タイの日本人歌手(02/09/44)

今日は日曜なので、朝からずっとＴＶを付けながら、原稿書きをしていた。発表会は英語で行うので、それにあわせて今年は報告原稿も最初から英語で書いてしまうことにした。どっちみち、時間がかかるのだから日本語で書くよりは、手間が省ける。

歌番組が始まったので、ふと見ると昨年新聞で見たことのあるような女性が歌っている。半信半疑であったが、しばらく見ていると曲が終わり、グループの紹介が始まった。
エリナ（ERINA）は日本人なのに、タイ語が凄くうまいなどということを、司会者が 言っている。さらに、エリナはキレイだね、などと言っている。よく知られているように、タイ語でキレイはブスのことである。そこで、日本語ではキレイはbeautiful、スワイのことだ、などと説明をしていた。
タイ語はかなりうまいようだ。
昨年デビューしてから、ヒットが出るまで少しかかったようだが、ヒットが出たのだろう。
何曲か歌った中で、１曲日本語が混じったコミカルな歌があったが、他の番組でもかかっていたので、おそらくこれであろう。
ラップ風のはあまりぱっとしないが、声がタイ語の歌にむくのか、なかなか良い感じである。小柄でちょっと太めにＴＶでは見えるが、タイの歌手では珍しい方だろう。

大体がタイの人気歌手は、女性でも背がでかいようだ。ニコルは小さいようだが、といっても公称では160cmくらいのようである。
今年の２月に行われたSevenのバンコク公演のＶＴＲを見ていると、ニコル以外の他の６人が大きく見える。マーシャやトンは170cm前後ではないかと思うのだが、ナットも大きそうだし、マイもウ（ハルタイ）も大きく見える。中ではエムがやや小さいが、それでもニコルよりはずっと大きい。
このSevenのバンコク公演のＶＴＲは、ずっと欲しかったもので、見るとやはり無理してでもこのために来るべきであったと思ってしまう。もっとも来ても、歌の合間の歌手同士のやりとりがおもしろそうなのだが、今でもほとんど理解できないので、当時だともっとだめだったろうと思う。

以前にも書いたが、タイでは色が白いことが美人の条件である。したがって、女優や歌手の多くが、白人とタイ人とのハーフのようである。したがって、タイのドラマを見ていると、とてもタイの話とは思えないような感じがする。
また、日本でもそうだが、歌手で人気がでると映画やＴＶに出演するようになる。
もう少しタイ語ができると、ＴＶを見ていて、もっとおもしろいのにと残念である。

日本人の歌手のエリナをＴＶで見られるというのは、結構希なことなのか、それとも彼女がタイの芸能界で、それなりに認められつつあるのか興味あるところである。

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最終更新日：12/31/06
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