ホテル周辺を歩く−２(26/08/44)
パヤオ湖周辺の散策がてら食事をすることにする。
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公園のすぐ横にあるレストランである。何となく高そうなので入らなかったが，おいしいということなので，入ることにした。
なかなか良いつくりで，昼間だったので人は少ないが，悪い感じはしない。
愛想のよいおやじさんと，無愛想な女学生のバイトのおねえさんのコントラストがなかなかよい。ちなみに，タイでは大学生でも制服がある。上が白，スカートは黒でスリットが長く入っている。ミニスカートでもよいようで，結構セクシーである。こんな制服でよいのだろうか。
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休日は昼間から飲む。タイ人から見ると，とんでもない輩に見えるかもしれないが，日本人の習慣である。
ということで，まずは何はなくともビア・シンである。
タイではビールに氷を入れて飲むのが普通である。最初は変な感じだが，激からの料理を食べるには，少し薄まった冷たいビールを飲む方がよいように思えてくる。
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ヤム・ウンセン（ビーフンのサラダ）である。
見た目とは違って，中に激からの唐辛子が刻まれて入っているので注意が必要である。
ウンセン自体はとくに辛いわけではなく，おいしいのであるが，間違えてプリックを食べてしまうと，あとはすべての食べ物が激からに変化する。
日本では食物を箸などでいじくりまわすのは厳禁であるが，タイ人はそれほど気にしないようである。
最初はタイ人は食べても平気なのかと思っていたが，そうではなくしっかりよけていた。キン・メ・ダイ（食べられない）だそうである。
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本当に好きなのだが，これが（パット・）パック・ブン・ファイデーンである。久しぶりにちゃんとしたものが食べられた。
この中にも，青いプリック（唐辛子）と赤いプリックが多量に入っている。ここのはまるのまま入っていたので，食べないように気をつけた。ともかく，見た目がパック・ブンと間違えそうなので危険である。
今回よく見て気がついたのだが，中に納豆のような豆が入っている。おそらく味付け用の味噌のようなものだろうと思うが，どのようなものなのだろうか。
女房が親戚のタイ人（いとこのお嫁さん）に作り方を教わったといっていたので，あとで確かめてみよう。
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食後はふらふらと散歩がてら，街の中心部に出かけてみる。
休日は何となく閑散としているが，まあ一応県のムアン（県庁所在地）なので，それなりに都会（？）ではある。
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ちょっと横道に入ると市場が広がっている。
暑いせいなのか，やたら日陰にしたがるので，なんとなく薄暗くてはじめは入りにくい場所であったが，慣れるとそれほどでもない。
格安の衣服類，偽造ブランド時計，大量の食料などが売られている。
これは香辛料を売っていたので，写真に写したものである。手前の木のようなものは，多分ニッキだと思う。
この近くに，CDを売っている店まであり。チャイナドールのカラオケCDを売っていたので，早速購入した。やはり，中華系のタイ人にはチャイナドールは人気があるのだろうか。
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やはり，パヤオ名物（？）のカオ・ソーイも紹介する必要があるだろう。
これは，先ほどのレストラン近くのカオ・ソーイ専門店の，カオ・ソーイ・ガイ（鶏肉入り）である。
あとで，カオ・ソーイ・ヌア（肉入り？，豚肉を頼んだつもりが、牛肉だった）で頼んでわかったのだが，微妙にスープが異なっている。
ガイのほうには，ココナツミルクが入っているようで，若干味がまろやかである。
（後日、再度食べて見たところ、単に、鍋の上のスープか下のスープかの違いのようだったが、この日は全く感じが違っていた）。
写真のように，カレー風スープにラーメンと揚げそばが入ったものであるが，これにマナオを絞り，小型のたまねぎを入れ，さらにタイ風漬物を入れる。それをよくかき混ぜてから食べるのである。
本当においしい。タイにきたら食べないで帰るわけにはいかない。
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食後はまたパヤオ湖周辺の散歩である。
大体がタイでは交通手段があまりないので，若いころはバイクに乗るようである。お金がたまると自動車を購入するというパターンのようである。
したがって，自動車はステータスシンボルでもある。
一方，バイクも結構するので，皆で相乗りするのが普通である。一家３人，友達３人でというのは普通である。
しかし，どう見ても免許を持っていない子供同士で乗っているのをよく見かける。交通事故もものすごく多いようである。
他の交通手段が十分にあるわけではないので，厳しく規制するわけにも行かないのだろうが，死亡者数も多いようなので，考えさせられる風景である。
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こう見るとパヤオはバンコクやチェンマイに比べると田舎であるが，日本の田舎に比べると，私にはずっと住みやすい，面白い場所である。
大体,日本の田舎には大しておいしい店がない。逆に，タイではまずい店が少ない。また，気候のせいで，夜おそくまでやっている店が多いのも，タイの特徴だろう。日本では，午後７時を過ぎると，本当に飲み屋以外はしまってしまう。
夜遅くまで，ふらふらとしたい人にはタイはうってつけの国である。
最終更新日：12/31/06
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