タイ音楽事情(24/08/44)

昨年，タイに来たときから私のVCD（ようするにカラオケCD)集めが始まったのだが，これがなかなか思うように手に入らない。
バンコクならば，パンティップ・プラザなどに行けば，本物のVCDも違法コピーの格安VCDも大体そろっているので，暇さえあれば欲しいVCDや音楽CDは比較的簡単にそろえられるだろう。
しかし，ここパヤオではそうはいかない。大体がCDはまだ主流になっていない。多くはカセットテープで売られている。
タイは食べ物が安いので，何でも安いと思ってしまいがちだが，電気機器類は日本並みである。ということは，一般のタイ人にとってはむちゃくちゃ高いことになる。店にあっても，CDウォークマンなどは，なかなか買えないことになる。
そのため，カセットではあるがCDでは置いていないアルバムなどはざらである。さらに，カラオケCDなど田舎ではほとんど置いていない。といってもまったくないわけではなく，ヒット中の曲などはちゃんとCDがある。
私のお気に入りの一人のトン・パッカラマイは，曲がヒットしているようでCDも置いてあるし，だいたいTVでもよく見かける。
一方，二コルは今までの歌の英語版を出しているはずだが，そのCDはないようで，ちょっと寂しい限りである。
やはり，若手のものは売れるのか，チャイナ・ドール（女性２人組），ZAZA（女性３人組，ササと読む，どうもタイ人はざ行の音が苦手のようである），私のお気に入りのＢｒｉｏｎｙなどはちゃんとある。男性グループではLOSOはかなり人気があるようだが，私はFlyの方が気に入っている。

これらのCDはすべて，Grammy社のものである。Grammy社製のカラオケCDには，歌詞がタイ語の他に英語風表記がされている。ローマ字風に呼んでは，まったくタイ語の発音と異なってしまうが，慣れれば，タイ語が読めなくても，歌を歌うことができるだろう。
一方，この他にRS社製のCDもあるが，これは完全にタイ語のみである。タイ語が読めないと話にならないので，もしも買ってしまって，歌いたい場合には，タイ語を勉強するしかない。

いつもチャロンパンのCD屋を除くのが日課である。最初はなかったCDが置かれていないか確認するが，そうは新しいものは入荷されているはずがない。
まあ,私には全く興味のないルーク・トゥーン（タイの演歌のような歌）系のCDはあるようだが，今のところ買う気は起こらない。

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最終更新日：12/31/06
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