ドイ・トンの動物園(19/08/44)

今日は日曜日である。まあ、別にどうといったことはないのだが、ここチェンライに来ていて、野内先生と一緒にいるということは、家族旅行である。
ということで、今日はチェンライから１時間弱位のところにあるドイ・トンの動物園に行くことになった。ドイ・トンというと普通はFlower Gardenである。まあ、しかし子供にとっては、花より鹿（鳥でも熊でもよいが）なんだろうと思う。

ホテルの朝食はビュッフェ形式だったので、相変わらずカオトムを食べる。こういう場合は、カオトムに目玉焼きの半熟のやつを入れて食べることにしている。これがかなりうまい。まあこれに、西瓜、パイナップルなどの果物、パイナップル・ジュース、そしてコーヒーが定番である。今日は、パパイヤ（マラコー）があったので食べてみる。パパイヤには、マナオ（ライムみたいな柑橘類）が絶対必要である。そのままパパイヤを食べても、変な香りがする大しておいしくない果物である。ところが不思議なことに、これにマナオの絞り汁をかけると、もの凄くおいしくなる。一体、どうなっているのだろう。

	朝、８時半頃にホテルまでピックアップに来てもらい、自宅で家族全員と合流し、いざ出発である。 と思ったら、街中の露店で何やら野菜を購入している。バナナ（クルアイ）がないとか言っているが、昼飯にでもするのだろうか。 野菜購入も終わったので、国道１号に出て、北を目指す。このまま行けば、ミャンマーとの国境の町メーサイまで行ける。その手前のドイ・トンに向かう。 途中で道を折れ、山道を登るとドイトンである。この動物園には来たことがなかったが、比較的きれいに整備されているようである。

	ここで分かったのであるが、タイの動物園は日本とは違い、動物に餌をやって良いのである。来る前に購入した野菜はそのためのものであった。 一番感心したのは、この写真の鳥である。嘴の形から肉食の猛禽類かと思ったら、そうでもなく豆を上手に食べる。金網から嘴を突きだすので、そこに豆を横向き（縦では、入れ直せと要求する！本当）に入れてやると、一端空中に放り投げて、器用に口の中に入れて食べる。これには驚かされる。 なんという鳥かは、相変わらず覚えていない。

午前中は、動物園で過ごし、昼食はフラワーガーデンの横の道を下った場所にあるレストランに行くことになった。生憎、豪雨になってしまったが、説明によれば、晴れていればメコン河が彼方に見渡せ、冬場（寒季）には雲海が眼下に広がるそうである。
ジンタナさんが、適当に我々のための料理を選定してくれた。一番おいしかった（というか珍しい）のは燕の巣のような白いキノコ（ヘット・フー・？）が入ったものである。辛くはないのだが、キノコがしゃきしゃきしていて非常においしい。これはキノコではなくて、燕の巣と同じように、海藻ではなかろうかと思うのだが、説明ではキノコだと言っていた。
ベトナム料理のように、肉野菜炒めのようなものを、葉っぱに包んで食べるものも結構おいしかった。その他の料理はあまり印象に残っていない。おいしかったが、普通のだと最近は記憶に残らない。

食後は、まずチェンライの家に戻り、その後、パヤオまで送ってもらった。途中で、メーサイからの麻薬持ち込みをチェックするための検問が行われていた。顔で判断するのか、我々は特に止められることもなく、１時間弱でパヤオに到着した。

夕食は近場のお粥屋で食べて、寝てしまった。サヌーク（楽しい）・マーク（大変）な一日であった。

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最終更新日：12/31/06
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