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８月24日：ますます盛んなナイトバザール
とにかくタイ語の使える状況にパソコンをしなければいけないのだが，マイクロソフト社のアクセスは，ワード，エクセル，パワーポイントとは違って，勝手に変な設定をしてしまう。
タイバージョンのOFFICE97は優れもので，英語との切り替えが簡単にできるのだが，日本語バージョンは全然だめである。XPバージョンにはその機能があるようだが，日本語版のはどちらにしろ，本当のところ切り替えはできていないようである。
というようなことで，あれこれてしている間に，一週間が過ぎてしまった。タイ語設定のせいか，モデムの調子がおかしくなったのか，日本とのネット接続がうまくいかない。GRICで接続しているのだが，タイ側のloxinfoにはうまく接続するのに，日本側のniftyで接続を切られてします。どうなっているのだろうか。
別のインターネットで確認するとIDもパスワードも正しいので，どうも自分のパソコンの調子のせいだろうとしか思えない。
日記の更新は大した問題ではないが，仕事がとにかくできずに困ってしまう。
などとやっていると，23日の金曜日の夕方，結核研究所の野内先生がタイでの研究の打ち合わせ兼，JICAチームへの表敬訪問にやってきた。私は，そのまま彼と共にチェンライに行って来た。
本当にチェンライに行くときは雨が多い。雨期だから当然ではあるが，まあ結構うっとうしい。
なぜかピザハットで食事をし，定宿のウィアンインに行く。予約していたはずなのだが無いと言われるが，一泊朝食付きで1,300バーツということで，部屋は何とか確保できた（翌日，野内先生のところの事務長さんが文句を言って，1,000バーツとなったのだが）。
非常に疲れていたので，ヌアット（マッサージ）に行き，フットマッサージを頼んだ。結構これがうまくて気持ちが良かった。普通は一時間程度なのだが，一時間半ほどやってくれた。最後の肩もみが日本人には何とも言えないが，タイマッサージは大体が足中心で，肩もみはあまりやってはくれないのが残念である。
マッサージ代300バーツとチップ100バーツ，合計400バーツであるが，随分と身体が楽になった。
ちなみに，チップの額は隣でやっていたタイ人が払うところを見ていたら，100バーツ出していたので，それに見習ったものである。最近は，チェンライのような北部でも，バンコク並にマッサージのチップも高くなったものである。
土曜日は，朝から結核研究所のチェンライ支所で研究打ち合わせである。データ登録システムの進展状況などを見せてもらったが，タイ人には凝り性が多いようで，かなり良くできている。難点は，日本では全く使用されていないFoxProというソフトで開発されている点であった。
これは前から分かっていることなのでよいのだが，何でマイクロソフト社は日本語バージョンのFoxProの開発を止めてしまったのだろうか。
今日は，奥さんのジンタナさんがスウェーデンに行っているので，野内先生は子供達と食事のため，私はオラヌットさんと食事である。彼女は２ヶ月くらい前に日本に来ていた。彼女のすすめでBIC-C（巨大スーパーマーケット）にあるＭＫでタイスキを食べることになった。
タイ人は具を何でもかんでも鍋に入れて（バーミーとウンセンは別），そこにとき卵をかけてできあがりである。最初は違和感があるが，まあこういった食べ方もタイでやると正しい作法のように感じるから不思議である。
食事後はホテルに送ってもらったが，部屋に荷物を置くとすぐにＶＣＤの買い出しに出かけた。ホテルからちょっと離れているが，品数の多いＣＤ屋に出かけた。ただし，お目当てのチャイナドールの新ＣＤのＶＣＤ版（カラオケ版）はどうも出ていないようであった。どこに行ってもないので，どうも作られていないようである。残念。
帰りがけにナイトバザールに行ってびっくりした。
やたら人だかりが多いと思ったら，ステージの上では歌手がハーン（バックダンサー？）を５人ほど引き連れて歌を歌っているではないか。
ハーンは高校生のバイトではないかと思われるが，歌手は結構本格的で明らかにプロが何人か来ていた。カフェのように，歌手を自分達の席に呼んでいるグループもあったので，幾らか出すと歌手を呼べるようである。
後は，女性（？）４人のダンスがあったが，明らかにうち２人はおかまさんだろうと思う。絶対に１人は女性だと思うのだが，もしもおかまだったら，多分，だまされてしまうだろうと思うとちょっと怖いものがある。
とにかく，４年前のぼろっちい舞台だった頃と比べると雲泥の差がある。タイの経済も結構立ち直ってきたと言うことなのだろうか？
まあ，とにかくにぎやかな事は結構なので，久しぶりに楽しい夜であった。
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