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８月16日：バイオを諦める
ボンコットさんからもらったデータベースを動かそうと，ACCESSを動かすのだが，どういう訳か読み込まない。以前も同じようなことが起こったのだがと，色々とやっていると，またまたバイオがおかしくなった。
相変わらず，システムファイルがないと言い続けている。一日中格闘したが，もう諦めて，今回の在タイ中はダイナブックを使うことにした。機能的には何の問題もないのだが，持ち運びに便利でバイオを使っていたのだが，まあ仕方がない。
20回に一度くらいバイオが起動したとき，必要なファイルを５ＧのPCカードディスクに全てコピーした。しかし，コピーできてめっけ物である。
本日は，サワニーさんとジュリラットを加えて，ペッシー所長の命令で集めだしたHIV/AIDS患者の報告資料についての説明をしてもらう。これは，労力がいる仕事のようで，あまり評判は良くないようである。もっともこれがコンピュータ化されて，日常的に入力されていれば，とくに面倒な仕事でもないように思う。事実，チュン病院ではボンコットさんがすでに電算化しているので，他の施設に比べると，数倍の厚さの報告書を送ってきている。
現在の計画が進んで，HIV/AIDSの報告が簡単になると，いままで報告していなかったケースが正しく報告されるようになり，パヤオ県でのHIV/AIDS症例が増えるのではなかろうか？もしそうったら，JICAプロジェクトが終わると同時に，見かけ上HIV/AIDSが急増することになる。
こういう事情をしらないと，そういった現象をどのように解釈するのかちょっと興味がある。
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