新潟にも新潟空港があるので、飛行機さえ飛んでいればタイに直接行けるのだが、どこかの旅行会社が企画しない限り、残念ながら成田空港まで行かねばならない。
前回のチェンマイ行きには、朝一番の新幹線で新潟から出かけたが、やはり疲れるので、今回は前日から泊まることにした。
蒲田にある比較的安いホテルに泊まり、久しぶりに娘と新宿で食事をすることにした。月曜日なのに新宿は無茶苦茶な人混みである。
娘の知っている店で食事をしようと出かけたのだが、満席でしばらく待っていたが、時間がかかりそうなので、その近くの店で食事をした。よくも悪くもないが、まったく煮えていない大根のおでんを出されたのには閉口した。まあ、焼き鳥はおいしかったが、ともかく仕事が遅いので、それほのんびりしていられない人間には参った店であった。
娘の誕生日のプレゼントに、タイのバックとＴシャツを買ってくることを約束して分かれたが、結構、新宿から蒲田までは時間がかかり、ホテルに着いたらすぐに寝てしまった。
朝６時頃に起き、シャワーを浴びたりコンビニで買っておいたパンを食べたりして、７時頃にはホテルをチェックアウトした。成田エクスプレスは東京駅８時なので、まあちょうどよい時間設定であった。
とりあえず無事に成田に着いたが、飛行機へのチェックインが大変であった。
荷物検査でえらく時間がかかり、さらにチェックインの列がちっとも前に進まない。一体何をやればあんなに時間がかかるのだろうか。
結局、チェックインまでに50分もかかってしまった。
出国審査も結構かかったが、入出国カードが不必要になったので、以前と比べると問題にならないくらい時間がかからなくなった。
飛行機の座席が真ん中だったこともあり、あまり快適な旅とは言えなかったが、ウィスキーを飲み、いつものＪAＬの食事を食べて、というあまりかわりばえのしない機内であった。まあしかし、今回はともかく眠かった。
無事バンコクに到着し、入国審査も終わり、荷物をもって国内線のある場所まで移動である。
テロの影響か、チェンライ行きの便が１本減らされており、チェックインした後、２時間ほど空き時間ができてしまった。
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もう今日は朝からずっと飲み続けているので、折角なのでタイに戻ってきたことを祝って、一人で祝杯を挙げることにした。 |
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そうこうしていると、搭乗時間になったので出かけって行った。
不思議なことに、成田空港では何ともなかったセキュリティーチェックに引っかかった。タイの方が微量な磁気にも反応するのだろうか。
タイ航空の夕方の便では、夕食が出るのだが、まあ大したものではない。鶏肉、オレンジジュース、野菜サラダ、ケーキといったところだが、ないよりはましである。
驚いたのは、パヤオのJICAのプロジェクトのスタッフの一人がすぐ斜め後ろの席に座っていたことであった。
無事チェンライに到着したので、挨拶をし、来週はパヤオにも顔を出すことを伝えて分かれた。
荷物を取って、さてWiang Innの車でも探すか思っていると、野内先生が出迎えに来ていたので驚いた。実は、他の人を送ってきたついでに、来てくれたようであるが、どちらにしても当方にとってはありがたいことであった。
実は、あとで知ったことであるが、この出迎えの時間（20分ほど）、車の鍵をかけていなかったようで、その隙に車の中のステレオを取られたとのことである。コンピュータを盗まれたり、最近は災難続きのようである。
Wiang Innに着いたのは、もう９時近くになってしまっていた。時差が２時間あるので、６時に起きてからすでに15時間が過ぎている。さすがに疲れた。
とはいえ、折角なのでナイトバザールに行ったのだが、若干雨が降っていたのですぐに戻ってきた。しかし、すぐには寝られそうにもないので、１階のカフェでビールを飲みながら、ムー・トー（ト）・ガティアム・プリックタイをつまみに、歌手の歌を聴いた。まあ、ここも歌手は３人しかいないという、ちょっと寂しいカフェではあったが。
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